若手DVDブームを考える [笑い一般]
若手お笑い芸人のDVD販売ラッシュが続いている。
以下知ってる分だけ羅列します。
(順番は僕の思い出した順)
・東京ダイナマイト
・アンジャッシュ
・タイムマシーン3号
・波田陽区
・江戸むらさき
・WAGE
・麒麟
・ペナルティ
・チャイルドマシーン
・ダイノジ
・スピードワゴン
・長井秀和
・ヒロシ
・アンガールズ
・陣内智則
・田上よしえ
この面々のDVDが、ここ1年くらいで発売されたのだ。
前回のお笑いブームの時も同様に色々な芸人のビデオが発売されていたが
今回のブームでのこのリストの多さはなんなのだろうか?
DVDってそんなに簡単に採算がとれるのだろうか?最近不思議でしょうがない。
簡単に採算が取れる、簡単にDVDを出す方法があると仮定した場合、少し面白い考察が出来る。
DVD販売も一種の”CM(広告)”なのだ。
以前は人気のある番組/芸人が要求に応えてビデオを出すという構造だった。
しかし、ここまで多くの芸人がいる中で本当に映像としてみたいという要求は
なかなか生まれないと考える。
レンタルビデオ店や店頭に並ぶことを一種の広告として使っているのではないだろうか?
さて、何が面白いんだ!?と言われそうなので少し雑学を交えて話を進めたい。
”DVDに記録された情報は消えることがない”と思っている方はいないだろうか?
答えはNOです。
DVDの種類や環境によっても異なりますが、10~100年で読み出しが出来なくなります。
これは保存環境に大きく作用され、熱、湿気、太陽光などの外乱があると
情報が消える速さが加速します。
つまり店頭に置かれているDVDの状況はそんなに状態が良いとは言えないのです。
DVDという規格がいつまで使用されるのかという疑問はさておき
情報が消える速さと広告としてのDVDの価値が消える速さは
はたしてどちらが速いのだろうか?
それはDVDのような自然環境ではなく
芸人の笑いに対する探究心ひとつに左右されている。
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