SSブログ
ダウンタウン ブログトップ
前の10件 | -

松本人志新作コント「ザッサー」 [ダウンタウン]

5年ぶりとなる、松本人志のコント「ザッサー」。
地上波を離れ、第2日本TVというWEB上でコントを配信している。
http://www.ntv.co.jp/dai2ntv/index.html
本日は「ザッサー」のレビュです。

まず、正直な話210円はちょっと割り高である。
20分という大作コントではあるが
2時間のお笑いDVDが3000円くらいで売っている昨今
流通させるのにお金が比較的かからないネット配信で
この値段設定はいかがなものかと思う。

さて、5年ぶりの新作であり、久々の松本人志のコント。
それなにり楽しむことが出来たのだが
僕はちょっと消化不良気味だ。

ザッサーは飛行機墜落という設定のコントである。
機長松本と副機長板尾の掛け合いは
「お前が墜落の原因だろ!」とお互いに思いあう
微妙な空気感が完璧だ。
そしてタイトルにもなっている「ザッサーー!!」は
ザッサーー具合が面白い!!
昔からダウンタウン組が放つコントといってよいだろう。

しかし僕らは変わったのだ。

5年前。ごっつえぇ感じが復活した際に視聴率が低く
松本人志はTVでコントを放送する必要がないと感じたそうだ。
そしてTVという制約の中で精一杯やっても
評価されない事を嘆いた。
それから彼はTVでコントをやっていない。

そんな松本人志が復活の場に選んだのがネット配信。
僕たちは松本人志のコントを見る方法を
変更することを迫られ、割高であろうとも
その変化に対応した。

しかしそこにあったのは昔、TVで見れていたようなコントだった。

比較的制約の少ないWEB配信で
僕は松本人志がどのように自由に羽ばたくのか期待していた。
(CGを使用したという驚きはありましたが。。)
しかしそこにはVISUALBUMで得たチームワークや
早朝放送していた働くおっさん人形のような
TVではなかなか味わえない制約の無さなどを感じることができなかった。

あえて問いたい。
僕らは変わった。
松本人志は変わらなくてよいのだろうか?

極端な言い方かもしれないが、もっと好き勝手にやった結果を僕は見てみたい。
続けてコントが配信されることを切に願っている。


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

深夜のダウンタウン枠復活を願う!! [ダウンタウン]

去年のダウンタウン関連のビッグニュースといえば
リンカーン放送開始を外せない。
その喜びと豊富は以前まとめたので、こちらには記載しないが
着実に中堅との関係が出来上がってきている。
とても嬉しく感じる。

さて、中堅がこれだけ集まっている番組に
実はダウンタウン一派は一切出演していないということにお気づきだろうか?
今田、東野、130R、木村、山崎、ココリコ、藤井といったメンバが
誰も出演していないのだ。

本日は、過去ダウンタウンと共に番組を作った芸人達について考えてみたい。

昔、「ダウンタウン汁」「かざあなダウンタウン」という番組があった。
前者が大喜利が中心、後者が単発企画物が中心という違いはあれど
両方ともフリートークあり、真剣勝負ありと
放送局も違う番組だが非常に似た雰囲気を持っていた。
ごっちゃになっている人も多いのではないだろうか?

そして何より出演者も大半が同じだった。
今田 、東野 、130R、木祐、山崎。
この頃、ごっつえぇ感じも放送していたので
山崎を除けば、一緒に出ている確率がかなり高かったといえる。

鮮明に記憶に残る企画がある。

世間がサッカーブームで騒いでいる中、彼らはボールを使わずにサッカーをしていた。
そして靴も履かず、靴下には穴が開いているのだ。
つまりボールが栗だったりすると、まともにサッカーが出来ない状況になるのだが
浜田の怒号に押され、真剣にサッカーをしていた。

「小さい箪笥」

これがボールとして差し出された。
ずっと小指を箪笥にぶつけた時と同じ状態である。
そんな中で本気でサッカーを行い
最後には浜田が箪笥を投げつけた。
文字にすると、地獄絵図である。

しかし、それが笑いになっていたのだ。

それはダウンタウンではなく、紛れも無く他の出演者のおかげだった。
リアクションであったり、コメントで沢山笑わせられたのを記憶している。

今田 、東野 、130R、木祐、山崎は方向は違えど
中和剤としての能力にとても秀でているのだ。
言い方が違うかもしれない。
ダウンタウンによって、そのようにさせられたと言っても過言でない。

現在、彼らが出演する番組で大きく外れるものはまず無い。
もちろん、それぞれ方法は違う。
それぞれの方法で画面を取り繕う、フォローする力は
どの芸人たちも太刀打ちできないと考える。

ダウンタウンの深夜番組が見たい。

周りが本気で慌てふためき
ダウンタウンが高らかに笑う。
追い討ちをかけるような松本の突き放すようなボケに対して
本気で戸惑にながら切り抜ける芸人たち。

リンカーンには
今田 、東野 、130R、木祐、山崎を必要とするほどの緊迫感がない。
それはそれで面白いが
深夜に繰り広げれれるギリギリの戦いも今、見てみたい。
そして、ダウンタウンと真に対等にやりあえる芸人が新たに出現して欲しい。


nice!(4)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

トカゲのおっさんをもう一度!! [ダウンタウン]

ごっつの中で始まりから終わりまでの印象度が一番高いコント。
それが

”トカゲのおっさん”

だと思う。
本日は僕の消化不良なトカゲのおっさんへの思いをお届けしたい。

トカゲのおっさんは読んで字のごとく
体はトカゲ、心はおっさんという不思議生命体である。
本名は「我門」。
出生は不明だ。

このコントの始まりはとても強烈で挑戦的な物であった。
日曜8時という時間帯にも関わらず
37分にも及ぶ長い時間のコントとして始まったのだ。

「裏番組で放送されていや野球がどうせ視聴率をとるのだから
めちゃくちゃやってやれ!!」

というのがきっかけとなり出来たコントだったそうだ。

トカゲのおっさんを飼おうとする少年浜田。
動物扱いするたびに、おっさんに怒られる。
そんな人間としてのプライドと、一人で生きるのに寂しさを感じている葛藤
変な生き物であるという自覚等々が
この物語を変な方向へと導いていく。

物語はこの1回では終わらず何章かに分かれるほど長く続いたのだが
大きく分けて、以下のストーリで構成されている。

 1.浜田少年との出会いから
   おじさん(ほんこん)との浜田少年の母(板尾)の取り合い
 2.借金の形としてストリップ劇場で見世物になり
   金持ちに買い取られ、人間不信になるまで
 3.人間不信になり日本放浪が始まり
   殺人罪でつかまるまで

とにかくこのおっさんは転落人生と呼ぶに相応しい。
惚れた女に借金の形としてストリップ小屋へ出され
見世物として頑張っているのに信用されず、変態一家に売り飛ばされ
あげくの果てには、犯してもいない殺人罪で刑務所へ。
浜田少年に出会う前の方が幸せだったんじゃないだろうか?

それでも彼は人を求め続けた。

なんとも悲しい物語である。
だが一回一回を振り返れば
トカゲのおっさんという異物への偏見と
おっさんの常識人の側面と
社会に馴染めず主張を上手くできないおっさんの葛藤が絶妙に絡み
毎回笑いどころが沢山あった。

だが、そんなおっさんの希望とは反対に、彼の体はどんどん蝕まれていく。
人間不信の度合いと比例するように体のトカゲの部分が侵食していくのだ。
神様(YOU)から

”このままでは、トカゲになってしまうんやでぇ~”

と通達される。
トカゲに侵食された部分を隠しながら
日本中を放浪するのだが、結局人間不信から開放されることなく
刑務所に入ることになる。

そこへ、浜田少年が現れる。
おっさんと会うことを楽しみにしている少年。
面会室に現れたおっさんの姿は。。。
。。。
人間の部分がほとんど残っていないトカゲ。
少年は叫ぶ。

”なんじゃお前ぇぇーーーーーーーーー!!!!”

悲しそうな顔で面会室から去るトカゲ。

この物語はここで終了した。
テロップは続くとなっていたが、このトカゲがどうなったのか
放送されることはなかった。

僕は毎週続きを放送されることを待ち望んでいた。

中途半端に悲しすぎるのだ。

トカゲ(異端)はトカゲとして生きろということなのか?
おっさんの部分に対して救いは何もないのか?
信頼していた少年は、もう刑務所に面会へ来ることはないのか?

これほど後味が悪いコントはごっつのなかで無いと感じている。
不快な物はあったかもしれないが
社会で生きる人間として、何かを突きつけられ
その何かを捕らえきれないまま
冷たい汗のような味を、このコントは残していったのだ。

ごっつえぇ感じが終了してから今年で9年たつ。
その間にDVDが発売され
全話では無いものの、ほぼ全てのトカゲのおっさんが収録されている。
それを見るたびに、思う。

本当にこれで完成なのか!!??

もっと人間の駄目さを見せるにしても
何かしら希望を見出すとしても
この終わりは中途半端すぎやしないだろうか!?

去年、松本人志がコントを作っているというビッグニュースが飛び込んだ。
2番煎じを嫌う彼の性格上、たぶん無いとは分かっているが
1話でよい、
たった1話でよいから、トカゲのおっさんの続きを見てみたい。

トカゲのおっさん画像はこちら
http://www3.zero.ad.jp/silver13th/tokage.html


nice!(0)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

エキセントリック少年ボーイ -謎の小袋の中身とは?- [ダウンタウン]

ふと気付くと歌っていう歌がある。
人生のテーマソングとも言えるくらい、僕に介入してきた歌だ。
それは3曲。

1つは、キリンジのエイリアンズ。
歌のない音楽ばかり聞いていた当時の僕にあったポップスへの偏見を
取り除いた名曲である。

次に宇宙刑事ギャバン。
子供向け番組のテーマソングにも関わらず
男と愛と若さを問う、なんともナンセンスかつストレートな歌だ。

そして、エキセントリック少年ボーイである。

エキセントリック少年ボーイは、ごっつえぇ感じのOPとEDソングとして生まれた。
特にそのようなコントがあったわけではなく
番組の最初と最後に放送されていたのだが
その歌詞の面白さ、どこかで聞いたメロディに
完全に一目惚れ、いや一聞惚れだった。

さて歌詞の中に

”くらわせろ!!くらわせろ!!”
”俺~も知らない謎の小袋 80袋”

というのがあるのだが
長年

”謎の小袋ってなんだ!!??中身はなんなんだ!!??”

と気になっていた。
先日、ふとそれを思い出しGoogle様に聞いてみると
あっさりと回答を得ることができた!!!

こちらが謎の小袋!!!

公開録画にて、謎の小袋を拾った勇者がいらっしゃいました!!
その方のレポートによりますと
謎の小袋の中身はなんと。。。。

「梅しば」

胸のつかえが取れました!!

勇者さまのHPはこちら
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/9287/kobukuro.htm

少年ボーイの歌詞はこちら
http://www.remus.dti.ne.jp/~taima/syounen.html#少年


nice!(5)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -しょうた 板尾の感情- [ダウンタウン]

嫁としばしば

”ごっつえぇ感じで1番好きなコントは?”

という話題になる。
僕は、なんで一番を決めるなんて心苦しいことをしなければならないのかと
言ってはいるのだが、そう聞かれると考えたくなってしまう性分なのだ。
今のところまだ結論はない。
ただ、それを考えていたうちにコントを見たときの感情をいくつか思い出した。
少しずつですが、それらをまとめていきたいと思う。

今回のお題は”しょうた”

「しょうた」はあまりメジャなコントではない。
計3回しか放送されていないのだが
その3回の流れは完璧であり
かつ演者の微妙な空気が秀逸なコントだった。
そして何より、板尾のキレっぷりがとても面白かった。

しょうた(松本)は死んでしまった幼い子供だ。
棺おけの中が暇でしょうがない。
そこで棺おけの窓を開け、近くにいた板尾に

”遊ぼうよぉ~~”
”暇やねぇ~~~ん”

と声をかける。
板尾以外に、しょうたの姿は見えない様子だ。

しょうたはそれにとどまらず、坊主につばをかけたり
爆竹を鳴らしたりと悪戯をやりたい放題。
そんな、しょうたを板尾が必死にかばい
板尾が自分が悪戯をやったかのように誤魔化すといった内容が
このコントの概要である。
棺おけ、火葬場、墓場の3連作で幕を閉じた。

葬式や死を扱うコントは非常に多い。
だが、「しょうた」は異質である。
何故なら

”しょうたは生きたいと願う分けでもなく”
”生き返りたいという願望があるわけでもなく”
”しょうたという死者を相対化するコントでもない”

しょうたは、ただただ現状を受け入れ、かつ”暇”でかまって欲しいだけ。
といって、葬式を相対化しているかといえばそうでもない。
このコントで相対化したものは単純な”人間関係”なのである。

板尾は、葬式を取り仕切っている様子だ。
しょうたの両親(浜田)と関係が深いようなので
(おそらくは浜田の部下)
とりまとめを任されたのだろう。

ここから僕はこんな妄想をしてしまう。
板尾は生前のしょうたと、遊んだ事があるのではないだろうか?
とりまとめを任されるくらいなので浜田の家に遊びに来た事があるのは間違いない。
そこで、しょうたは板尾に沢山甘えた。

そんな経緯から、死んでまで板尾に甘える、しょうた。

さらに僕の妄想は膨らむ。
もし、お世話になった先輩の子供が死に
葬式で自分の目の前に現れ、悪戯を始めたらどうするだろうか!!??

僕が取る行動は板尾と同じだと思う。
必死に、しょうたをかばうだろう。
理由は2つ。

 ・子供の死を受け入れようとする先輩を前に、しょうたが現れたなど到底いえない
 ・先輩の子供をしかることなんてできない

このような微妙な感情から暴走する板尾。

そう、このコントは葬式が1つの条件としか扱われていないのである。
日常で起こりうる、先輩の子供を叱れないというのに加えて
子供の悪戯を報告する事すらできないのだ。
どこにも投げつけることのできない感情は爆発するしかない。

このコントを最初に見たとき
何故、板尾はしょうたをかばうのか、隠そうとするのか分からなかった。
単純に板尾の切れっぷりが面白く笑っていた。

少し時間がたってから、上記のように考えるようになった。
するとどうだろう。
なんだか切なくてさらに笑えるではないか!!

このように、自分が成長する事で2度楽しめたコントが「しょうた」である。

しょうたの詳細はこちら
http://www3.zero.ad.jp/silver13th/syouta1.html


nice!(1)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -漫才1- [ダウンタウン]

ダウンタウンの漫才は当時革命的だった。
紳介竜介の解散の引き金を引き
漫才の賞という賞を総なめ。
NSC時代からオール阪神や、明石家さんまですら
飛びぬけて面白いやつらがいると絶賛していたそうだ。

僕が彼等の漫才に出会ったのは小学生の高学年だった。
その頃の僕には、彼等の漫才の本当の素晴らしさは分からなかった。
横山やすし同様にチンピラっぽい兄ちゃんが
漫才らしからぬスタイルの面白い漫才をしているという
印象しかなかったのだ。

僕はこのことを中学になってから激しく後悔する事になる。

島田紳助はダウンタウンの漫才はピカソの絵
簡単そうで誰にも真似できないと評している。
あんなことを簡単そうにやるから、中途半端な漫才師が増えたと
冗談交じりに松本と話していた。

そう、僕にはピカソを理解するセンスがなかった。

何に気付いていなかったのか?
答えは簡単である。

ピカソの絵を見たことがある人は分かると思うが
彼の描写の種類は考えられないくらい多い。
有名な抽象画だけでなく
リアルな絵から古典描写まで、どんなタッチでもこなしてしまうのだ。
まさに天才である。

ピカソの抽象画はそういった基本があって、成り立っている。

ダウンタウンの漫才も全く同じだ。

革命的であった彼等の漫才も基本あってこそ。
その基本の上に成り立った
簡単に真似できるものではない発想とリズムを
僕は感じることが出来なかったのだ。

その区別がつかなかったことを僕は本当に激しく後悔している。

なぜならば、それに気付いた時、ダウンタウンは漫才を封印してしまったのだ。

夢で遭えたら、ガキの使い、ごっつえぇ感じとTV界に風穴をどんどん開け始めると同時に
ダウンタウンは漫才を封印してしまった。
その理由を知った時の衝撃は今でも忘れられない。

”昔、あれだけ面白い漫才をしていたのに誰も聞かなかった”

何故かそれを知った時、反省にも近い感情が生まれた。
特に悪いことをしたわけではないのだが。。

 ##僕の嫁は彼等の漫才に一目ぼれだったそうだ
 ##そんな嫁をとても尊敬している

そんな経緯もあり、僕はダウンタウンの漫才復活を人一倍強く望んでいる。

だからこそ、絶対にガキの使いのトークを見逃さないようにしている。
松本が漫才について語っていた際に

”今、漫才をやるのは少し恥ずかしい”
”このネタに決めたんやと思われるのがいやだ”
”ガキのトークが漫才よりも面白い時がある”

と語っていたからである。
そして二人が語ったこんな言葉を強く信じている。

浜田:最後は花月で漫才をやっていたい。
松本:漫才をやめることはない。


nice!(2)  コメント(16)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -アニメデモミー賞- [ダウンタウン]

1997年。
ジテレビがお台場へ移転する際に
生放送でザッツお台場エンターテイメントと題し7日間連続の
スペシャル番組が放送されたことがあった。
曜日ごとに色々なジャンルのフジテレビの過去を振り返るといった内容だ。

歌番組、ドラマ、バライティ、お笑いなどが題材として取り上げられていたのだが
ダウンタウンは”アニメ”を担当していた。
僕はこの番組を録画していて本当に良かったと思っている。
まさに奇跡のような番組だった。

とりわけ、その頃のアニメの特集といえば
感動シーンや最終回などを振り返っていた。

それがアニメデモミー賞の前後で一変する。

この番組はアニメデモミー賞をダウンタウンが選出するという内容である。
ノミネート部門がその当時では考えられない切り口だった。

 「ニヒル賞」 :アニメ史上、一番ニヒルなあんちくしょうを選出
 「なにわ賞」 :一番大阪っぽいキャラを選出
 「ラブラブ賞」:一番熱いカップルを選出
 「やりすぎで賞」:やりすぎ(過剰演出)なアニメを選出
 etc・・・

感動/最終回そっちのけ!!!
ひたすらに笑いという切り口でアニメをぶった切ったのだ!!!

おそらく、この番組以後に一番有名になったシーンは
ラブラブ賞にノミネートされたマジンガーZだろう。
マジンガーZには数話だけミネルバXというパートナーロボットがいた。
その様子がまさにラブラブなのだ。

サクラの木を、木ごともぎ取りミネルバの頭にさすマジンガー!!
ミネルバに膝枕をしてもらうマジンガー!!
ミネルバをお姫様抱っこするマジンガー!!
別れを悲しみ泣き崩れるミネルバ!!

この番組でこれが放送されてから、色々な番組で同じ場面を見かけるようになった。
そう、アニメ特集の見せ方として新しい切り口を示して見せたのだ。

それだけならまだしも、この放送は再度記載するが”生放送”。
にも関わらず放送中にダウンタウンは1つもボケを外さなかった!!
言葉全てを笑いに変えた。
行動全てを笑いに変えた。
そしてアニメを笑いに変えた。

ひとえにこれは浜田の力だと考える。
要所要所で生放送にありがちな、ダラダラしそうなところを綺麗に締めていた。
この安定感があったからこそ、新しい切り口の番組が生放送で成功していたと考える。
仕切りの様子を上手く文字にできないのだが
僕は録画したビデオを見るたびに浜田の仕切りに感動すらおぼえてしまう。
浜田が奇跡のような番組を演出した。
そして何より浜田が一番楽しそうだった。

最近、僕は浜田が楽しそうに仕切る番組が少ないような気がしている。
どんな無謀な企画でも良い。
アニメデモミー賞のような奇跡を起こせる男に
今までなかったような番組を任せて欲しい。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -松本人志と星新一- [ダウンタウン]

面麻(オモジャン)という一人ごっつのコーナをご存知だろうか?
名詞や形容詞などの単語が書いている牌を2つ組み合わせ
面白い単語を作るというものだった。
麻雀と同じように4人で、その面白さを競い、色々なゲストが挑戦していた。
(始まった当初は松本一人でやっていた)
僕は出来上がった想像力豊かな新しい言葉の数々を沢山覚えている。

星新一。
彼の小説の書き方をご存知だろうか?
日常で気になった単語を書き溜めておき、小さい紙にする。
それを箱に入れてかき混ぜる。
箱の中から2枚の紙を取り出し
単語と単語を繋ぐ物語を作っていたそうだ。
僕は2つの単語から生まれた物語を本当に沢山覚えている。

そう、知ってか知らずか、二人の天才は同じ方法に辿り着いたのだ。

二人の共通点。
それは自分の想像力を極限まで追い詰める事だと思う。
だからこそ同じ方法に行き着いた。

僕はこの事実をとても面白く感じている。
なぜなら松本人志は全く小説を読まない少年時代をすごしたそうだが
星新一だけは好んで読んだことがあるとインタビューで答えているからだ。
もう叶うことは無いが、二人の対談を見てみたかった。

星新一はこの他にも

  ・一人称(僕、私など)を使用しない
  ・暴力、SEXの詳しい描写をしない
  ・時事ネタを扱わない

などの制約を自らにかして、作品を作り続けた。

一方、ダウンタウンも星新一と同様に時事ネタを扱うことが少なく
他に制約をあえて作る番組を多く作っている。

例えば考える人では”公募”や”4コマ”という狭い条件を作っていたり
ガキの使いでは、はがきの質問に即興で答えるといった具合だ。

そう、”本当に自由な発想は、制約の中にしか存在しない”のだ。

制約を壊すことが自由に繋がると一般的には逆に捉えられているが
壊せる制約なんてもう、この世界にはほとんど残っていない。
だとすれば、あえて制約を作り、その条件で挑戦して出た結果が
一番自由な物になるのは必然であると考える。

自由奔放/勝手気ままに羽ばたいているように見えるダウンタウン。
彼らは今、一番自由になれる制約を探し続けている。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -VISUALBUMの話- [ダウンタウン]

ある番組で元ダウンタウンマネージャ岡本が大声で叫んでいた。

”ビデオで出た大赤字どないしてくれんねーーーーん!!!!”

その時、岡本の後ろには笑顔の松本がいた。

本日は歴史的な傑作と言っても全く過言ではないVISUALBUMの話をしたい。
VISUALBUMは松本人志監修のオリジナルコントビデオである。
本人の口からメディアを通して確認したことはないのだが

「一瞬で消える笑いでなく、後々まで残る笑いを・・・」

という願いを込めて作ったそうだ。
”りんご(約束)””バナナ(親切)””ぶどう(安心)”の三巻が発売されている。

”りんご”が発売されたのはごっつが終了してから約半年後の1998/06/20。
収録を行ったのが1998/3/17。
この時間的な経緯からも、VISUALBUMの内容からも、
間違いなく、ごっつの終了がきっかけになってVISUALBUMは作成されたと考える。

ごっつとVISUALBUMは妥協の無さ、完成度、コントの時間/内容という点で大きく違う。
これらの内容は多くの情報が氾濫しているのであえて言及しないが
本当に素晴らしい内容だ。

しかしそれよりも、もう一度見返す機会があるならば

”チームワーク”

という視線を持ってこの作品達を見て欲しい。

ごっつというTV番組にそれが無かったといっているのではない。
VISUALBUMのチームワークには感動すら覚えるのだ。
いくつか例を挙げたい。

”ゲッタマン”というコントは
おそらく大筋以外全く決まってなかったのではないだろうか?
用意された小道具、それを上手く使いこなす演者、演者を綺麗に抜くカメラ
すべてが噛み合い無駄が一つもないコントに仕上がっている。
僕は最後にゲッタマンと毒アゲハ人間が戦うシーンが好きでしょうがない。

”古賀”というコントは
板尾が飛行機から飛び込むタイミングは板尾任せだったとインタビューに答えている。
台本が決まっていたわけではないのに
スカイダイビングではしゃぐ仲間達と古賀という勝手な男の距離感は完璧だ。
そうした距離感がしつこくないくらい伝わったタイミングで
板尾(古賀)は飛行機から飛び降りる。
飛び込む瞬間、板尾の表情をカメラは撮り逃さない。

以前にも書いたが、この場面を見て三谷幸喜は嫉妬したそうだ。
そのスタッフと環境に。

さて、最後に。

”チームワークを見て欲しい”

というのは実は僕の言葉ではない。
もちろんVISUALBUMを見て、そのような感想を持ったことは間違いないが
これは

”松本人志、本人がインタビュで語った言葉だ。”

孤高の天才松本人志。
商業的に失敗した変わりに、得た物はとても大きい。
それは、あの笑顔を見れば分かる。

「りんご(約束)」
  1.システムキッチン 2.げんこつ 3.古賀 4.都 5.ミックス
  すなけしお薦め:1,3,5

「バナナ(親切)」
  1.ZURU ZURU 2.マイクロフィルム 3.む゛ん 4.いきなりダイヤモンド 5.ゲッタマン
  すなけしお薦め:3,4,5

「ぶどう(安心)」
  1.診療室 2.寿司 3.巨人殺人 4.荒城の月 5.園子
  すなけしお薦め:2,3,4

HITOSHI MATSUMOTO VISUALBUM DVDスーパーBOX

HITOSHI MATSUMOTO VISUALBUM DVDスーパーBOX

  • 出版社/メーカー: アール・アンド・シー・ジャパン
  • 発売日: 2003/03/26
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

ダウンタウン -ごっつが終わった時の話- [ダウンタウン]

僕にとって日曜日は特別だった。
本日は”ごっつえぇ感じ”について話したい。

ごっつの終わりは唐突に訪れた。
1997年11月2日。
彼等自身で番組の幕を下ろす。

本当の理由は色々な情報があり、定かではないが
表向きには

”ごっつが通知もなしに、野球放送へ差し替えられたから”

というのが直接の原因とされている。

日曜日が特別ではなくなった日。
それは、ごっつえぇ感じの最終回の日ではない。

最終回の2週前。
忘れられない日曜日。
日曜日が普通の曜日に戻った日。

2時間スペシャル枠での放送。
前の週もスペシャル番組を放送していたので2週連続のスペシャル。
異例で嬉しかった。

しかし、この時すでに、ごっつの終了が決定していた。
最後のスペシャル。
おのずと期待していたのだが
冒頭から番組構成がおかしい。

 前回のスペシャルの使いまわし映像ばかりを垂れ流し。
 過去の作品を細切れで放送。
 最後に、来週から2週にわたり、傑作選を放送するとの告知。

急遽用意された番組であることが手にとるように分かり
本当に悪い形で終わるのだと実感した。

その後、様々なメディアでダウンタウンの批判が氾濫した。
”我侭だ”、”何様なのか”など、かなり厳しい論調だったと記憶している。

ごっつでダウンタウンは数々の価値を相対化した。
そしていつの間にか、彼らが弱者から強者になっていた。
それゆえの厳しい批判。

彼らはこれをきっかけに、自分達がどれだけ大きい影響力を持つか気付いたと考える。

後のインタビューで松本がこんな発言をしている。

”著書を出版した頃から世間の目が変わっているような気がした”
”松本の言うことには、笑いには全て意味があるのだという視点を持たれているかのようだ”
”もっと楽に見て欲しい物もある”
”しかし、それを言うと、見る方が力を抜きすぎて笑いの価値を見失う”
”バランスが難しい”

ごっつの終了。
これは結果的にダウンタウンにとって大きい方向転換になった。

彼らはそれまで、もっと自分達の笑いを認めろと声高に叫んでいた。
しかし、ごっつの終了以後、そのような発言を聞いたことがない。

僕はごっつ終了を本当に悔やんでいる。
しかしその一方で、違った方法で彼らが笑いを模索し始めたというのも事実なのだ。
例えば、一人ごっつ。
淡々と静かに、そしてシンプルに笑いを追及した。
また、今までゲストに呼ばなかったようなタレント/歌手を
自分達の番組へ出演させ始めたのも、ごっつ終了以後だ。

2001年10月12日。
ごっつえぇ感じがスペシャル番組で復活した。
視聴率はとても低かった。
しかし、その内容は贔屓目ではなく
終了する以前より面白かったと断言したい。

笑いの探求を止めない彼等の次なる一手を僕は期待している。
きっとまた特別な曜日を作ってくれる。


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い
前の10件 | - ダウンタウン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。