SSブログ

芸人さん達、笑いをありがとう!!-Blogの1年間を振り返り-  [笑い一般]

なんだかんだで、20万ブレビュを昨日越えました。
So-netさんのカウンタはいい加減ですので
Visitはその半分くらいでしょうか?

コメント頂いた皆様
遊びに来て頂いている皆様
静かに見守って頂いている嫁様
ありがとうございます!!

そして何より、芸人さん達、笑いをありがとう!!!!!!!

さらに来月はこのBlogを始めてから1年になります。
どこで満足するのか自分でも分かりませんが
出来るだけ継続して更新できたらと考えております。

そんなこんなで、本日はプレビュ数の多かった記事をランキングにして
1年を簡単に振り返ってみたい思います。
中途半端ですが上位16位でお送りします!!
ちなみに砂星表も結構上位だったのですが、なんとなくランキングからは外しました。

【1位 エンタの神様の功罪 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-09-12

クワバタオハラの事件を見て書いた記事です。
あれから一度もエンタは見ていません。
ネット上でも注目度の高い話題でした。
僕の中ではお笑いブームの終焉を象徴する事件です。

【2位 ダイナマイト四国 関連】
ダイナマイト四国
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-01-20
ダイナマイト四国再び!!
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-03-10
ダイナマイト四国プロフィールまとめ
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-03-29

ガキの使いに突如現れたプロレスラーダイナマイト四国!!!
これらをまとめた記事はどれもアクセス数が高めでした。
シッコク!!シッコク!!

【3位 ハードゲイ VS 細木数子 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-08-12

今年、一番ブレイクした芸人は間違いなくハードゲイことHGだったと思います。
2歳に満たない、甥っ子がマネしてたくらいですからね。。(笑)
ふぉーーーーーーー!!!

【4位 あばれヌンチャクが解散/ そして鶴の間、土田に思う 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-06-08-1

どうやらピンで活動再開されたみたいです。
それもあってか、最近プレビュ数が少し上がっています。
記事内容としては解散を中心に伝える物ではないのですがね。。。
土田は年末にかけて、ロケ以外で頻繁に画面に映るようになったので
嬉しい限りでございます。

【5位 南海キャンディーズ 】
南海キャンディーズ 山里のツッコミ一覧に感動!!!
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-05-10
南海キャンディーズに惚れなおす!!
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-06-17

CM好感度で1位になった南海キャンディーズしずちゃん。
やはり人気がそのままプレビュ数につながった感じです。
それにしてもツッコミ一覧は面白い!!!!
記事中のリンク先が移転してたので新しいのをご紹介↓
http://meglauran.fc2web.com/yamasatotukkomi.htm

【6位 TV業界へ戻って来い!!ラーメンズ!! 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-02-04

正直言って、自信のある記事だったのですが
ジワジワとプレビュ数が伸びていきました。
嬉しかったですね。
Googleでラーメンズと検索すると結構上位(30番目くらい?)にこの記事が紹介されます。

【7位 熟したバナナマン 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-02-25-1

実はこの文章、このBlogを始めるきっかけともいえるものです。
blogを始めるずっと以前に
嫁に頼まれてこの文章をまとめました。
その文章をちょっと手直した物になっています。

【8位 コント番組に出演していた女性陣は今!!?? 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-04-06-1

気になったのでまとめた系ですね。
会社の昼休みに毎日格闘したのを思い出します(笑)
新しいコント番組も始まったり終わったりしてるので
もう一度まとめ直したいですね。

【9位 Docomoダケ VS AUシカ 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-04-06

こちらもネットで話題になったものです。
この後にボーダフォンはクリのキャラクターを投入しましたが
イマイチ話題になりませんでした。

【10位 最近気になる芸人一覧メモ 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-05-06

この記事に書いてから、バカリズムをTVで見ていません。。。(涙)
見たいなぁ。。。

【11位 笑い飯の真髄はダブルボケにあらず!!】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-01-27-1

ダブルボケと良く言われていたり
会社の先輩にどこが面白いの笑い飯?と言われたりしたのがキッカケで書いた記事です。
読み返してみて客観的に思ったのですが僕、笑い飯好きですね(笑)

【12位 ダウンタウン -ガキの使いを観覧した話- 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-05-23

僕の中では今年一番の事件でした!!!!!!!
この記事を書くまでダウンタウンのことを書くのが怖かったのですが
空気感を伝えたい!!と感じたんですよね。
手の届く距離に彼らがいた事を鮮明に覚えています。
これがキッカケでダウンタウンのことを怖がらずに書けるようになりました。

【13位 とろサーモン、コンビ結成のラブレターに感動!!】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-06-13

未だにこの手紙は思い出しただけで笑えます!!
そして熱い!!!

【14位 進化し続けるアンタッチャブル 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-03-16

長年観察したアンタッチャブルをまとめてみました。
やっぱり、こんな記事をコンスタントに書きたいですね。

【15位 リンカーン ーダウンタウンが世代交代を促進!!??ー 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-10-20

番組も回を重ねて、だいぶ落ち着いてきました。
ダウンタウンの胸を借りて若手が遊んでいるって感じですね。
世代交代までは全然行きそうもありません。。。

【16位 名古屋はキッコロとモリゾーに支配されている 】
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-02-01

愛・地球博ネタです。
名古屋に遊びに行った際の驚きをまとめてみました。
この後も何回かキッコロモリゾーが登場する事になるのですが
一番長くネタを提供して頂きました!!
キッコロ&モリゾーよ永遠なれ!!!


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

M-1迫る!!優勝は!!?? [笑い一般]

M-1の文字を見かける機会が多くなった。
ということで流行(?)に乗ってM-1予想をやってみたいと思います。

まず、おさらいですが
決勝進出を決めた芸人と順番はこちら。

 1.笑い飯
 2.アジアン
 3.南海キャンディーズ
 4.チュートリアル
 5.ブラックマヨネーズ
 6.品川庄司
 7.タイムマシーン3号
 8.麒麟

砂星表の結果から考えられることと
順番からくる印象を以下羅列します。
M-1の過去データは意味をなさないと思うので
そのような目線では考えていません。
(吉本→他の事務所→吉本とような事がよく言われますが。。。)

1.この順番であれば、不利なのが分かっているので
  ”笑い飯”と”麒麟”はネタを出し惜しむことはない。
  必ず今の実力がそのまま出る。

  現状の実力は、笑い飯<麒麟

2.”アジアン”は”笑い飯”次第で点数が左右されそう。
  笑い飯がどれだけ会場を温められるのか!!??
  順番的にはかなり不利。

  笑い飯≦アジアン<麒麟

3.”南海キャンディーズ”で会場が1回盛り上がりそう。
  今年後半の南海キャンディーズは去年と違い外れネタが少ない。
  (年末年始は当り外れが大きかったが、後半は全くそれが無くなった)

  笑い飯≦アジアン<麒麟≦南海キャンディーズ

4.”品川庄司”は庄司の爆発次第!!
  今年後半に見せた爆発力を発揮すれば、審査員を考えても高得点が出そう。

  笑い飯≦品川庄司≦アジアン<麒麟≦南海キャンディーズ

5.”チュートリアル”、”ブラックマヨネーズ”、”タイムマシーン3号”は
  順番的にも比較的楽なので、それなりの高得点になりそう。
  ただ、未知数な所が大きい。。。が
  基本漫才スタイルは近い部分がある。
  (リズムで勝負するタイプ)

  チュートリアル=タイムマシーン3号=ブラックマヨネーズ

6.今年は漫才のスタイルが似ている芸人が多い。
  アジアン、品川庄司、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、タイムマシン3号は
  リズムで勝負するタイプの漫才を得意としている。
  そのような意味で、今年の品川庄司、アジアンに”5”の芸人は勝っていない。

  チュート=タイム3号=ブラマヨ<笑い飯≦品川庄司≦アジアン<麒麟≦南海キャンディーズ
  
7.敗者復活戦の予想は実力者が多すぎて難しい。
  (個人的には系統の違うPOISON、流れ星を推したい!!)  
  ここがどのように絡むかは予測できず。

ということで、最終決戦に残る確率が高いのは、南海キャンディーズと麒麟だと思います。
もう一組はアジアン、品川庄司、笑い飯のいずれか。
砂星表の結果から考えるとアジアンでしょうかね?
ただ今年の品川庄司の爆発力は本当に素晴らしい!!見逃せません!!
あと敗者復活は本当に面白い芸人が沢山残っているので全く読めませんね。。。

さて優勝ですが
最後に畳み掛ける漫才を完成させていればという条件付ですが
”南海キャンディーズ”だと思います。
実験的な漫才を見かけましたが、あれが完成しているのかかなり気になります。

それが完成していないのであれば、”麒麟”。

意外と普通の結果です(笑)
が、1年間見てきた中で考えるとこうなってしまいますね。

とにもかくにも、その日に一番面白かった芸人が優勝します!!!
25日に一体どの芸人が一番面白い漫才を披露するのか、楽しみでしょうがないです。


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い

M-1審査員に松本さん復活!! [笑い一般]

昨日に引き続きM-1情報です。

審査員が決まってました!!

島田紳助 松本人志 渡辺正行 大竹まこと 島田洋七 ラサール石井 中田カウス。

紳助&松本さん、復活!!!!!!
ビバでございます!!!
この二人がいるとやっぱり締まりますね。
1点残念だったのは、小朝師匠がいないことでしょうか?
去年の審査で細かい若手のチェックと鋭い指摘を見せた師匠だけに
今年も出るのではと勝手に思っていましたが
渡辺正行かぁ。。。。微妙ですなぁ。。。。

さらに、出演順番が発表されていました。
順番はこんな感じ。

1.笑い飯
2.アジアン
3.南海キャンディーズ
4.チュートリアル
5.ブラックマヨネーズ
6.品川庄司
7.タイムマシーン3号
8.麒麟

まず、順番を先に抽選したのは良い改善しましたね!!
順番を考えたネタ選びをじっくり出来るという意味で
かなり良いと思います。

笑い飯が1番手かぁ。。。
一気に湧かせるのか、千鳥の悪夢がよみがえるのか
最初から見所満載です!!!

そして麒麟が最後。
M-1経験豊富な2組が最初と最後に割れるという面白い結果です。
今までM-1を肌で感じてきた結果がどのように現れるのか!!??
こちらもかなりの見所。

そして、初M-1出演のブラックマヨネーズはかなりやりやすい位置なのにひきかえ
同じ初出演のアジアンはちょっとやりにくい位置ですね。
アジアンの出方が楽しみであります!!!

今年乗っている品川庄司が良い位置をひきました。
実力を出し切れば決勝へ残りそうですが
M-1決勝は初めて。
ここらへんも楽しみだなぁ・・・

などなど、審査員、順番と話題の事欠かないM-1です!!!
待ちきれません!!!


nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

M-1決勝進出コンビ決定 [笑い一般]

本日は、M-1決勝進出者の発表でした。
決勝に進出したのは以下の芸人達です。
おめでとうございます!!

 アジアン(吉本興業 大阪)
 麒麟(吉本興業 大阪)
 品川庄司(吉本興業 東京)
 タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
 チュートリアル(吉本興業 大阪)
 南海キャンディーズ(吉本興業 大阪)
 ブラックマヨネーズ(吉本興業 大阪)
 笑い飯(吉本興業 大阪)

第一印象は、吉本色が強いってことですね。
ここまで吉本芸人が揃っているってのも、ちょっと気持ち悪いです。。。
会社にも芸人にも勢いがあるってことなんでしょうか?

さて、以前M-1の予想をやってみましたが
5組しか当たりませんでした。
しかも外したのは全くのノーマーク。。。。
タイムマシーン3号、チュートリアル、ブラックマヨネーズ。

ブラックマヨネーズは関東でネタを見たことがないので
かなり楽しみです!!
チュートリアルは確かに成長した年でしたが
ここまで残ってくるとは正直思いませんでした。
タイムマシーン3号は実力は認めますが
デブネタ以外での勝負を望みます!!

当たった中で特に嬉しかったのはアジアンです!!
ビバ☆
女性コンビ初の決勝進出です。
どんな漫才を見せるのか楽しみですね。

さて今後注目なのは敗者復活戦!!!
個人的に特に残念だったのは流れ星とPOISONなので
是非に復活してきて欲しい!!
ハリガネロックあたりもかなり気合が入ってそうですね。

そんなこんなで決勝は12月25日。
司会や審査員とまだまだ気になることは多いですが
今年はかなりの混戦模様。
どんな熱い戦いが繰り広げられるのか非常に楽しみです!!


nice!(1)  コメント(10)  トラックバック(2) 
共通テーマ:お笑い

お笑い方程式 -ツッコミとは何か?- [笑い一般]

お笑い方程式なるものをご存知でしょうか?
詳しくは以下に解説されています。
http://rate.livedoor.biz/archives/50068878.html
原文はこちら
http://english.pravda.ru/science/19/94/377/16236_laughter.html

ジョークのうけ度を方程式で表しており
こちらがその式となります。
世界には色んな物好きがいるものです(笑)

HE = PI x C/T + BM

PI : 個人的な関与。
C : ジョークの複雑性。
T : 聞き手がジョークを理解するまでに要する時間。
BM : 聴衆のムード。
HE : ジョークのウケ度

まず、CとTについて考えると
理解するまでの時間が長ければ笑いが取りにくくなり
単純なものより複雑なジョークの方が笑いが大きくなる。
(複雑かつ、理解が早ければ笑いが大きくなるという意味になる)

次にBM。
これは環境に依存して笑いが大きくなりますよという至極当たり前な補正値ですね。

難しいのはPIでしょうか?
リンク先の紹介文でも説明に苦慮されていますが
ジョークと自分の置かれた環境の差異となんでしょうね。
つまり身近であるほど笑え
まったく関係のない話だと笑いにくいということを表している。

また下地とも言い換えることができるかもしれません。
例えば、僕は小さい頃ドリフで大笑いしていました。
しかしドリフ的な笑いに免疫が付き、昔のように笑うことは出来ません。
対象者の経験によって、ウケが変化する部分もPIにこめられていそうです。
かなり複雑かつ個人に左右されますね。

さて、この式なんですがスッキリする部分と
とても違和感を持つ部分があると感じます。
なぜならこの式は

ジョークが一人で完結しているのが前提

になっているのです。
つまり”ツッコミ”という概念がごっそり抜けています。

「ジョークのような一人で成立する笑いの他に
 ボケとツッコミを分離した笑い文化を持つ」

これは日本と外国の笑い文化の違いを、とてもよく表しています。

分離することによって、笑いは複雑性を増しました。
誰がこの分業を確立させたか?という議論はさておき
この概念なくして日本の笑いは語れないでしょう。

では、上記の方程式をツッコミを加味したものに変形させてみます。

HE = (PI+R3) x (C+R2)/(T-R1) + BM

PI:個人的な関与。
C:ボケの複雑性。
T:聞き手がボケを理解するまでに要する時間。
BM:聴衆のムード。
HE:ボケのウケ度
R1:ツッコミによる、理解度の上昇時間
R2:ツッコミによる、複雑性の上昇
R3:ツッコミによる、身近な事象への置き換え(親近感のUP)

複雑性を増したのは、ツッコミは1つであるにも関わらず
パラメータが3つ生まれるということからきていると考えます。

例を挙げます。
これが良いボケかは別として

 「1週間に10日来い」

というボケがあったとします。
その時、R1~R3それぞれに重きを置いたツッコミを考えて見ます。

 ・R1に重きを置いた場合 ”1週間は7日しかない!”
 ・R2に重きを置いた場合 ”小学生からやり直す?”
 ・R3に重きを置いた場合 ”五月みどりか!!??”

この場合のR1に重きを置いた場合はオーソドックスなツッコミになります。
理解を早める為の単純な訂正です。
R2に重きを置くと、1週間は7日しかないことがすぐに理解できた人に対して
物語を提供できるツッコミが用意できます。
R3に重きを置いた場合、このボケが五月みどりの歌の題名であることを知っている場合に
有効なツッコミとなります。
また、R2で示した例はR3の要素も若干持っています。
難しいですがR1~R3全てが大きくなるツッコミが最適だと言えるでしょう。

以前、お笑い視力という記事を書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-02-02
その中で触れた”めがね”の正体を掘り下げてみようと
今回、この記事を書いてみました。
書いてみて。。。。難しかったです!!!
とりあえず、アップしてみますが、納得いかなかったら書き直すか削除しようと思っています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

芸人今昔 [笑い一般]

昔の芸人達は皆口々に”芸人になるしか生きる道がなかった”と言う。
(ダウンタウン世代の芸人くらいまでかな?)
自分達のような社会性のない人間がなるのが芸人なのだと。

今の若手芸人達は大学を出ている者が少なくない。
そんな若手に対して、”なんで芸人なんかになったんや~?”と聞く場面を
数年前から、よく見かけるようになったと感じている。

今と昔の芸人は何が違うのだろうか?

そんなことを考えているうちに
まず、芸人としての入り口が気になり
師匠と弟子一覧表を作成してみた。
http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-11-11

まず、表にしてみて感じたのは
芸人になるしか生きる道がなかった人は
年代に関係なく師匠を持っているようだ。

例えばタケシ軍団や猫ひろし、三津間JAPANなどは
最近の若手の主な入り口である”養成学校”へ
通っている姿が想像できない芸人ばかりだ。

次に、師匠から弟子への”芸”を受け継ぎは
手品や落語を除けば、今も昔もほとんど行われていないように思える。

この2点から考えると
芸人としての心構え、ルールなどを伝えるという意味合いが
師匠と弟子という関係の中では一番強かったのではないだろうか?

そのようなルールを作った、または教えられる芸人が”師匠”と呼ばれるのだ。

師匠に師事した弟子たちは、一緒に生活することによって
それらを”奪い取っていった”。

一方、今の主流である養成所。
以下のリンクに示すように、本当に数が多い。
http://media.excite.co.jp/News/weekly/040727/topics_p03.html

これらのほんとどが、入学金や月謝を支払い
養成所に招かれた芸人や関係者たちから指導を受けるとこになる。

つまり、養成所に入った芸人達はサービスを受ける側であり
指導する人たちはサービスを供給する側になる。
奪い取るわけではなく、与えられることの方が多いことを意味している。

このスタンスの違いは近年の芸人達の特性を色濃くあらわしている。

”前に出る芸人が極端に少ない”

TVという媒体の影響もあるだろうが、昔に比べ本当に少ないと感じている。
その原因の一端はこの入り口の変化から来る
スタンスの違いなのではないだろうか?

そのような意味でNSCの一期生であるダウンタウンや
初期の養成所で育った芸人達はすごい。

こんな逸話をダウンタウンが話していた。
結成して間もないころ、舞台でふがいない漫才を見せた二人。
劇場の支配人が飛んできて

”帰れ!!!”

と一喝したそうだ。
そして、ダウンタウンは”本当に帰ってしまった”のだ。

”あれって、帰ったらあかんのですよね”
”僕ら、師匠がいなかったから分からなかった”
”芸人の世界は厳しいから、本当に帰らないといけないと思った”

このように世界観が全く見えないだけでなく
それを養成所でも教えてくれる人がいなかったのだ。

おそらく、今の養成所はこのようなノウハウが蓄積し
芸人に最低限必要な知識を教えるプログラムが出来上がっていると考えるが
初期の養成所から出発した芸人達は
恐ろしいまでの苦労をしたことは容易に想像できる。

結果、何かを奪い取る力、前に出る力は
初期の養成所出の芸人に勝てるものは、いないといって過言でない。

このような苦労の上になりたっている養成所。
そこから出てくる若手芸人達。
そう考えると、上が詰まっているベテラン勢を
打ち崩せないのはしょうがないのかもしれない。


nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

お笑い芸人の師弟関係一覧 [笑い一般]

今と昔の芸人の違いを考えています。

まず、入り口がまったく異なります。
昔は師匠をのもとて修行するのが当たり前でしたが
今の芸人は師匠を持つ芸人が極端に少なくなっています。

養成学校が増えたのもその一因だと思うのですが
それが何を意味し、どのような影響を及ぼすのか考えていくうちに
まず、師匠を持つ芸人って誰なのか?という疑問を持ちました。

そこで、師弟関係の芸人を調べてみました。
(噺家さんはあまりに多いので割愛しています)
これを元に、上記の疑問を考察しようと思っています。

もし、これ以外に知っている情報がありましたら教えてください!!!!

[師匠]         [弟子]

福亭松之助     明石家さんま
笑福亭松鶴     笑福亭鶴瓶
笑福亭鶴瓶     笑福亭笑瓶
杉兵助        コント赤信号
岡八朗        オール阪神巨人
松鶴家千代若   ツービート
ビートたけし     たけし軍団
片岡鶴八      片岡 鶴太郎
島田洋之助    島田紳助、松本竜助氏、島田洋一、洋七、洋八
今規汰代      今いくよくる
西川きよし     西川のりお
チャンバラトリオ  宮川花子
横山ノック     横山やすし
牧伸治       泉ピンコ
ルレオナルド熊  ユートピア
月亭可朝     月亭八方
内海好江     ウッチャンナンチャン(専門学校での先生だった?)
清水國明      ブラザー・コーン
星セント      ヒロミ
上岡龍太郎    ぜんじろう
桂三枝       幹てつや、かつみ・さゆりのさゆり
ポール牧      ゆーとぴあ
ぼんちおさむ   ジミー大西
島田紳助     井上マー、長原成樹
今いくよ・くるよ  さかいすと
三遊亭楽太郎  伊集院光
マギー司郎    マギー審司   
松村邦洋     三津間JAPAN
浅草キッド    ハチミツ二郎
ハチミツ二郎   猫ひろし
間寛平      シベリア文太
渡辺正行    バナナマン設楽

 ※2005-11-14 追記


nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

内P終了に思う -芸人再生工場- [笑い一般]

内村プロデュースという番組が幕を閉じた。
彼等らしい終わり方だった。
5年にもわたり深夜に君臨したこの番組を振り返ってみたい。

「内村芸人再生工場」

この一言につきると僕は思う。
内村プロデュースは駄目になりかけた芸人達を沢山救った。

さまぁ~ず。
ふかわりょう。
TIM。
有吉弘行(元猿岩石)。
etc

本当に沢山の芸人達を再生させた。

内村プロデュースとは

”簡単に滑れる土壌がある番組”

と僕は考える。
滑ってもそれが”おいしくなる”ような演出をスタッフが行い
ぐだぐだで、意味もない、内容も無いものを
どこかで笑えるものにして見せた。
出演者の芸人とスタッフが一丸となって笑いを探求したのだ。

それが出演陣を変えていった。
滑るのが前提なのだ。
怖いものなど何もあるはずが無い。

そうやって出演者たちは自分達の位置を見つけていった。

分かりやすい例を挙げれば、ふかわりょうは番組開始当時
シュールを売りにしようと必死だった。
今では”3大いじられ芸人”などと呼ばれるように変化を遂げた。
(ちなみに残りの3大は出川と山崎)

そういった土壌を内村プロデューサが作り、そして適当に回すことで
芸人を再生させていったのだ。

僕の友人がこの番組をこんな風に呼んでいる。

「月曜日のオアシス」

それを聞いた当時、そんな大げさなものかと、頭に”?”が浮かんだが
振り返ってみてこの言葉の重みに気付く。

内Pは
お笑い好きにとってのオアシスであった
そしてお笑い芸人達にとってのオアシスであった。

砂漠に浮かぶ蜃気楼のような、今のTV業界では考えられない
単純に笑いを追及できるオアシスを
内村プロデュースは実体化した!!

内Pはまた蜃気楼になった。
しかし、それで良いのだ。
彼らにもうオアシスは必要ない。
厳しい砂漠へまた戻り力強く進めばよい。

そして番組最後、卒業証書などの涙を誘うような演出の後に
いとも簡単に内村Pがこう叫ぶ。

”1ヵ月後のスペシャルでお会いしましょう!!”

これぞ内村プロデュース!!!
最後に最高のプロデュースだ。

砂漠に戻った芸人達と
オアシスという蜃気楼との追いかけっこがまた始まる。


nice!(4)  コメント(8)  トラックバック(2) 
共通テーマ:お笑い

エンタの神様の功罪 [笑い一般]

今回のお笑いブームの火付け役と言って過言でないエンタの神様。
僕はこの番組に何度となく落胆しながらも
売れていなかった好きな芸人が出演するたびに一喜一憂し
それなりに楽しんできた。

それももう終わりだ。

そう感じる出来事が2005年9月10日に放送された。

「クワバタオハラ」
女性芸人コンビである。
正直、彼女達の漫才で笑ったことは一度もない。
ただ尊敬すべき点は、地道に漫才を続け、笑いの道をきちんと進んでいたことである。

それをエンタの神様は一晩で打ち壊した。

僕が今までエンタの神様に落胆した理由は様々であるが
芸人を潰すような演出だと感じた時にそう感じる事が多い。

例えば、ネタの大量消費。
明らかに芸人の持ちネタの平均クオリティを下げた。
これは芸人ではなく番組のペースで出演が決まることに起因しているだろう。
構成作家の人形になっているような芸人も多い。

ただそれは、芸人達の売り(特徴)の下地があってこそ、許された演出である。

カンニング竹山はエンタ出演前から切れキャラとしてTV朝日の深夜番組を荒らしていた。
それにエンタという番組が乗っかり
本当なのか嘘なのか分からない微妙な線の、キレ漫談になっていったのだ。

今回のエンタの神様の演出は下地から全てを潰した。

冒頭から切れまくり悪態をつくクワバタ。
それに困惑するオハラ。
 ・プロデューサと寝たからエンタに出れた。
 ・お笑いブームでも女性芸人の扱いが酷い
 ・竹山が嫌い(思いっきりかぶってるが。。。)
 ・舞台で胸を出すと宣言し服を脱ごうとする
  →もみくちゃになる二人。
   一度もネタをやる事無く掴み合いながら舞台を去る。

こんな下地をクワバタオハラは持っていたのだろうか?
愚痴っぽい漫才は確かに見たことはあるが、こんな芸人ではなかった。
繰り返しになるが、僕は彼女のたちのネタ笑ったことはない。
しかし地道に漫才/笑いの道を進んでいた二人。
女性だからこそ、話題になるようなこんなネタを彼女達は本当に望んでいたのだろうか?

今回の件で、彼女達が話題になり知名度が上がるのは確かだろう。

そう知名度。
エンタの神様は一気に知名度を上げる。
少し前までオリエンタルラジオを知っている人は
ゲンセキを見ている人、意外いなかっただろう。
それを一気に持ち上げた。
本人達にとって、これは短期的にとてもプラスかもしれないが
例外なく、この番組で知名度が上がれば上がるほどネタがダメになっていく。

2つ最後に言いたい。

1つ。
どんな形であれ、もうクワバタオハラはエンタにでるべきではない。
本人達の意思うんぬんはともかく
ちゃんと芸人として進みたいのであれば。

2つ。
エンタの神様は芸人(出演者)に対する愛が全く感じられない番組だ。
もう何も期待しない。

僕は芸の道に生きる、芸人達が大好きでしょうがない。
エンタの神様で失った物を
芸人達がどのように修正していくのか
数年をかけて観察していきたいと、固く心に誓った日になった。


nice!(3)  コメント(16)  トラックバック(3) 
共通テーマ:お笑い

M-1サバイバル始まる!!!! [笑い一般]

今年もついにやって来た!!
M-1のエントリが開始されました。

記者会見の模様を下で見ることができます。
http://headlines.yahoo.co.jp/video_gallery/showbizzy_interview/g050802.html

さて、会見の中で触れていますが
南海キャンディーズは

”優勝したら結婚するそうです!!!!”

しかも、優勝したその足で婚姻届を出しに行くと(笑)
面白くなってまいりました~~
麒麟も麒麟で優勝しなかったら解散!!と強気な発言をしています。
去年の笑い飯は解散してませんが(笑)

ということで、M-1の公式ページもリニューアルしております。
http://www.m-1gp.com/

日程を見ると、予選は9月3日から!!!
芸人達のサバイバルがこの日から始まります!!

去年のM-1は常連が一気に入れ替わった。
さて、今年はどうなるのでしょうか?
司会者や審査員も気になるなぁ。。。
松本さんは復活するのだろうか?


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。