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山田邦子 = 明石家さんま [芸人評]

ゴールデン番組を持ったことのある芸人は少ない。
それを目標にしているかは別として
それが何か1つのゴールのように言われた時代もあった。

そのゴールに向かって駆け抜けた芸人の中で
女性という存在は今も昔も少数派である。
だが例外的に長年、冠番組を持っていた女性がいた。

本日は山田邦子について考えたい。

僕が彼女を認識したのはもちろん、オレたちひょうきん族である。
当時、「絵書き唄」というポップな音楽に乗せて
女性が表情も変えずに下ネタを多用するなんて考えられなかった。
オレたちひょうきん族という番組が、そのようなタブーを沢山壊したとも言える。
見ていると、よく親に怒られたのを記憶している。

また、僕は後に聞いた話だが
”ぶりっ子”という言葉は「邦子のかわいこぶりっ子」という歌でブームとなったそうだ。
それくらい彼女には勢いがあった。
その勢いのまま「もぎたて!バナナ大使」「やまだかつてないTV」などのレギュラーを沢山持ち
好感度調査で1位になるようになっていた。

彼女はとにかく良く喋る。

まさに機関銃のようだ。
はっきり言って、彼女のトークは単発で面白いことは少ない。
沢山弾を撃つ中で1つ2つ面白い話があり
それを拾って面白く見せる話し方を彼女は得意としている。

それを示すかのような逸話として
今の旦那と結婚する前にキスを迫られ山田邦子は実況するかのように

”今、狙ってる?”
”あぁ、来た来た”
”迫ってる、迫ってくる、後3センチだ”

なんて会話のあとにキスしたなんて話がある。
旦那にしてみたら、たまったもんじゃない。

普段とTVでのキャラに差がないのだ。

このように考えると、僕はある人物とかぶって見えてしょうがない。

山田邦子 = 明石家さんま

経歴も実は良く似ている。
山田邦子は落語家を目指していた時期があったが諦め
漫談をやろうとした経緯があるそうで、全く明石家さんまと同じなのだ。
共通点はこれだけではない。
悲しい事実がある。

二人とも結婚を境に、面白くなくなったのだ。

今、山田邦子はほとんどTVに出演する姿を見ない。
それが意図的なのかどうかは不明であるが
出演しても、笑いを取ろうとしても笑いが取れない。
少し前のダウンタウンDXなんて本当に酷かった。。。

昔の彼女が特に好きで、ゲラゲラ笑ったかといえばそうではないのだが
あまりにも差があるように感じている。
彼女も明石家さんま同様に「寂しさを燃料にして走る」タイプの芸人なのだ。
(明石家さんまの記事はこちら:http://blog.so-net.ne.jp/suna_keshi/2005-07-26 )

この考察が正しいとすれば
山田邦子が面白くなるための方法は1つ。
明石家さんまがそうであったように
「離婚」である。

彼女が今後、離婚するかは別の話であるが
もしそうなったならば
今よりも面白い、山田邦子が見れると予言しておきたい。


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