ダウンタウン -アニメデモミー賞- [ダウンタウン]
1997年。
ジテレビがお台場へ移転する際に
生放送でザッツお台場エンターテイメントと題し7日間連続の
スペシャル番組が放送されたことがあった。
曜日ごとに色々なジャンルのフジテレビの過去を振り返るといった内容だ。
歌番組、ドラマ、バライティ、お笑いなどが題材として取り上げられていたのだが
ダウンタウンは”アニメ”を担当していた。
僕はこの番組を録画していて本当に良かったと思っている。
まさに奇跡のような番組だった。
とりわけ、その頃のアニメの特集といえば
感動シーンや最終回などを振り返っていた。
それがアニメデモミー賞の前後で一変する。
この番組はアニメデモミー賞をダウンタウンが選出するという内容である。
ノミネート部門がその当時では考えられない切り口だった。
「ニヒル賞」 :アニメ史上、一番ニヒルなあんちくしょうを選出
「なにわ賞」 :一番大阪っぽいキャラを選出
「ラブラブ賞」:一番熱いカップルを選出
「やりすぎで賞」:やりすぎ(過剰演出)なアニメを選出
etc・・・
感動/最終回そっちのけ!!!
ひたすらに笑いという切り口でアニメをぶった切ったのだ!!!
おそらく、この番組以後に一番有名になったシーンは
ラブラブ賞にノミネートされたマジンガーZだろう。
マジンガーZには数話だけミネルバXというパートナーロボットがいた。
その様子がまさにラブラブなのだ。
サクラの木を、木ごともぎ取りミネルバの頭にさすマジンガー!!
ミネルバに膝枕をしてもらうマジンガー!!
ミネルバをお姫様抱っこするマジンガー!!
別れを悲しみ泣き崩れるミネルバ!!
この番組でこれが放送されてから、色々な番組で同じ場面を見かけるようになった。
そう、アニメ特集の見せ方として新しい切り口を示して見せたのだ。
それだけならまだしも、この放送は再度記載するが”生放送”。
にも関わらず放送中にダウンタウンは1つもボケを外さなかった!!
言葉全てを笑いに変えた。
行動全てを笑いに変えた。
そしてアニメを笑いに変えた。
ひとえにこれは浜田の力だと考える。
要所要所で生放送にありがちな、ダラダラしそうなところを綺麗に締めていた。
この安定感があったからこそ、新しい切り口の番組が生放送で成功していたと考える。
仕切りの様子を上手く文字にできないのだが
僕は録画したビデオを見るたびに浜田の仕切りに感動すらおぼえてしまう。
浜田が奇跡のような番組を演出した。
そして何より浜田が一番楽しそうだった。
最近、僕は浜田が楽しそうに仕切る番組が少ないような気がしている。
どんな無謀な企画でも良い。
アニメデモミー賞のような奇跡を起こせる男に
今までなかったような番組を任せて欲しい。
何故誰もコメントを書いていないのだろう。
私も、今でも、この番組は奇跡であり、一つの事件だったと思っています。
というか、ビデオに残して、何年かに一回、見るようにしています。
「やりすぎで賞」の「おじいちゃんって言い過ぎ」が最高でした。
by slipper (2005-09-30 01:47)
コメントありがとうございます!!
僕の嫁はかなりダウンタウン好きなのですが
この番組を知りませんでした、認知度が低いみたいですね。
同じように大事に思っている人がいて嬉しいです!
くそぉ~~!!おじいちゃんを殺しやがってぇぇ~~!!(笑)
by すなけし (2005-10-01 01:29)
ふと、「あのダウンタウンのアニメ番組なんだっけな?」
と思ったら発見してしまいました。
当時、私は高1。
お茶の間で大爆笑したのですが、
ビデオにはとっておきませんでした・・・。
やりすぎで賞。本当に笑いました。
番長でかすぎw
ヤギはしゃぎすぎw
もう一度みたい・・・。
by OP (2009-08-25 18:23)
ちょっとしたことに気づくだけで、あなたの月収は最大2倍になります。公開期間を限定しておりますので、今すぐチェックしてください
by 過去最高記録更新中!何もしないでなぜ儲かる!?秘密の方法を限定公開中。今すぐクリック! (2010-04-16 11:38)